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家具メーカー東馬が新型ふち貼り機を導入 従来の機械では難しかった「ロウカン」のふち貼りにも対応

家具メーカー東馬が新型ふち貼り機を導入 従来の機械では難しかった「ロウカン」のふち貼りにも対応

佐賀県神埼市に本社を置き、家具の企画・製造・輸入・卸販売を手掛ける株式会社東馬(代表取締役社長:東島 眞介)が、生産現場に新しい「ふち貼り機」を導入しました。手作業で行っていたふち貼り工程の一部を機械化しただけでなく、従来の機械では難しかった「ロウカン」を使ったふち貼りにも対応できるようになっています。作業の効率化だけでなく、家具づくりの幅をさらに広げるための取り組みでもあります。

家具メーカー東馬が新型ふち貼り機を導入 従来の機械では難しかった「ロウカン」のふち貼りにも対応

見た目や質感にも関わる「ふち貼り」を一部機械化

家具づくりには、木材の加工、組み立て、仕上げといった多くの工程があります。そのうち「ふち貼り」は、板材の端に縁材を貼り付けて切断面をきれいに整える工程です。家具の天板や収納家具の側板など、さまざまな部分で使われており、製品の見た目や質感にも関わる大切な作業の一つです。

東馬ではこれまで、この工程の一部を手作業で行ってきました。ただ、時間と手間がかかるため、効率的な生産体制を整えるうえで機械化が課題となっています。

新しいふち貼り機の導入によって、手作業の一部を機械に任せられるようになり、作業時間の短縮と省人化につながりました。同社は作業負担を軽くし、生産工程を効率化すると同時に、スタッフが技術や品質に関わる仕事に集中できる環境づくりも進めています。生産効率を高めることに加えて、人の技術をより活かせる働き方につなげる取り組みとして位置づけています。

株式会社東馬が展開する家具・インテリア
株式会社東馬が展開する家具・インテリア

「ロウカン」を用いたふち貼りが可能に デザインの選択肢の広がりに期待

今回の設備導入には、作業の効率化に加えて、もう一つ大きな特徴があります。これまで機械での加工が難しかった「ロウカン」を使ったふち貼りができるようになったことです。ロウカンならではの質感を活かした加工が可能になり、同社は今後の商品開発でデザインの選択肢がさらに広がることに期待を寄せています。

以前は加工方法に制約があり、機械で対応できる仕上げは限られていました。対応できる加工が増えたことは、生産現場だけでなく商品開発にとっても大きな変化だとしています。

家具の印象は、全体のデザインに加えて、素材の質感や細部の仕上がりでも変わります。東馬は見た目の美しさとともに、素材の魅力を家具にどう取り入れるかという点も大切にしています。新設備で広がった加工の可能性を活かし、デザイン性と付加価値を兼ね備えた商品づくりにいっそう力を入れていく方針です。

新たな設備とともに、ものづくりに取り組む東馬の生産部スタッフ
新たな設備とともに、ものづくりに取り組む東馬の生産部スタッフ

1921年創業の技術と新しい設備を掛け合わせる

東馬は1921年の創業以来、100年以上にわたって家具をつくり続けてきました。暮らし方や家具に求められるデザインが時代とともに変わるなかで、同社が大切にしてきたのは、より良い商品をお客様に届けることです。そのためには、長年培ってきた技術や経験を活かすことはもちろん、新しい設備や加工技術を積極的に取り入れ、ものづくりの可能性を広げていくことも欠かせないとしています。今回のふち貼り機の導入も、その取り組みの一つです。

機械化によって対応できる作業が増える一方で、製品の仕上がりを確認し、品質を守るためには、現場で培ってきた知識や経験も重要です。同社は新しい設備を活用しつつ従来の技術も大切にすることで、より効率的で安定した生産体制を目指します。生産効率の向上と家具としての魅力の追求を両立させながら、ものづくりの現場で改善と挑戦を重ねていくとしています。

新設備の導入をはじめとする生産現場での取り組みは、東馬の公式サイトでも紹介されています。

出典:株式会社東馬

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